バラ色の日々
お久しぶりです。
たま〜にやる、賞レースラジオの時間。
今回はTHE SECOND。
やる予定は特に無かったんですが、ちょっと語らざるをえなかったので、どうしても。
例によって30分以上喋っちゃってるんでもうここで色々書くのも…という感じでもあるんですが。
でもそういえばテーマ曲に関して言及してなかった。
タイトルにもしてるのに。
THE YELLOW MONKEYの「バラ色の日々」。
いや〜これも良い曲ですよね。
良い曲というか、こんなにピッタリな曲よく見つけたなというか。
この曲、
追いかけても追いかけても逃げていく月のように
指と指の間をすり抜けるバラ色の日々よ
という歌詞で始まるんですが、マシンガンズがこれまでのキャリアでのファーストチャンスを尋ねられた際にこう話してるんですよ
15年ほど前にTVでブレイクしかけた際のエピソード。
「(ファーストチャンス)つかんだと思ったんですよ。手開けてみたら何も入ってなかった。」
「つかみ損ねてます」
「砂みたいに」
これ、まさに歌詞の通りというか、何も得られなかった人たちがバラ色の日々を求めてまた輝き出すっていうのが本当に美しいんですよね。
もちろんそれはマシンガンズだけでなく決勝に残った8組、ひいてはこの大会に参加した133組全員がそうだとも思うんですけど。
華々しい世界の裏では15年経ってもまだ燻っていた人たちがいて、でも諦めなかったからこそ見えた世界があって。
そんなことを意識せずにはいられない夜でした。
最高の大会、最高の第1回でした。
また来年以降も観られますように。
それでは。
祝祭がはじまる
どうもみなさんこんばんは。
前回に引き続き今回もラジオの更新です。
誰も聴いていないと思っていたラジオですが、先日後輩の女の子に聴いてますと言われてとっても嬉し恥ずかしでした。
さて、今までエヴァ、八十八ヶ所巡礼とあまりにも人を選び過ぎるテーマを語ってきましたが、今回はというと…
『ミッドサマー 』
です。
またしてもという感じですね。
まあこの映画に関してはラジオを始める時点からいつか語りたいと思っていたテーマではあったんですよね。
それに加えてこの度Netflixで配信が始まるとのことだったので良い機会かなと思い録った次第です。
また、今回も例によってネタバレパラダイスなのでご注意ください。
あとめちゃくちゃ余談ですが、去年キャンペーンに当選して届いたサイン入りのポスター、アリ・アスター監督が202"1"と書いた後、無理矢理1を0にするという小学生みたいな誤魔化し方をしていてとっても可愛かったです。
それでは。
大安ナイト
どうもみなさんこんばんは。
前回のエヴァラジオですが、あまりにも人を選ぶ内容だったにも関わらず2桁の人が聴いてくれたらしくビビっております。
ありがたいことですが、もっとちゃんと話せばよかったという後悔が強いですね。
さて、実は今回もラジオです。
その内容はというと、
八十八ヶ所巡礼のライブに行ってきたレポ
です!
???となっている方がほとんどでしょうが、そういうバンドがあります。信じてください。
いやぁ本当にね、好きなことをつらつら話すだけの場なんで別にいいのかもしれないですけど、前回よりさらに人を選ぶ内容となっています。
22年間生きてきて八十八ヶ所巡礼を好きと言っている人に3人しかあったことがありません、僕は。
なので本当に興味があったらくらいで聞き流してください。
次回以降は人を選ばないテーマで話します。きっと。
それでは。
こんにちは、全てのエヴァンゲリオン。
どうも、1週間ぶりでございます。
自分で言うのもなんですが、僕がこんなに短いスパンでブログを更新するのはなかなか珍しいですね。
年単位で空くこともありますからね、平気で。
で、今回は何かというとですね。
観ました、例のやつを。
そばかすの姫でも100ワニでもモルカーでもないですよ。
例のやつといえば…
『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』でしょ!
ねー。
今まで僕は完全にエヴァ未履修だったんですけど、今回で25年続いたエヴァが完結するっていうことで、重い腰を上げて観てきました。
とは言えシンエヴァだけ観てもちんぷんかんぷんなので新劇場版の『:序』『:破』『:Q』の3作を観て予習してからシンエヴァに行きました。
今回は新劇4作を1週間くらいの短期間で集中して観たんですが、そうなるといよいよ語るべきことが多過ぎると。
これだと文章に起こすのは大変だしまとまらないな〜困ったな〜。
ということで、
急遽ラジオを録ってきました。
ほんとに突然というか、思いつきなんですけど。
前々からラジオとかには興味があって、どんな形でもやりたいとは思っていたので、まあ良い機会かなということで、今回からradiotalkというアプリで試しにやってみようと思います。
ただ、ど素人の成人男性がただただ一人語りしているだけなのでどのくらいの人が聴いてくれるかもわからないし、2回目以降が無い可能性も十分にあります。
それでもやってみないことにはわからないなというくらいのテンションでとりあえずやってみたという感じです。
で、肝心の内容なのですが、新劇4作の感想を軽く話して終わろうと思ってたら、なんと2時間になってしまいました。
これはスーパー大誤算。
誰が聴くんよそんなん。
とはいえradiotalkは収録時間が1本につき12分までと決まってるので一気に2時間全部聴かないという選択肢もアリだと思います。
また、バックグラウンド再生とかもできるのでなんとなく聞き流してくれるだけでも良いかなと。
あと、当たり前ですが今回の内容はエヴァンゲリオン新劇場版のネタバレしかありませんので、十分にご注意ください。
記念すべき1回目でそんな人を選ぶテーマにするなよって感じですけどね。
まあそんなこんなで少しでも興味がある方はチラッとでも聴いてくださるとありがたいです。
また、radiotalk内の僕のホームからお便りとか質問等を匿名で送れる機能がありますので、今回の感想とか、次回以降こんなことを話してほしいみたいなことがありましたらぜひ送ってください。
このブログのコメントでも無論大丈夫です。
というわけで、思いつきでラジオを撮ったから聴いてみてねというだけの更新でした。
それでは。
凍狂
どうも皆さまお久しぶりです。
3,4ヶ月ぶりになるかな、本当はもう少し頻繁に更新したいけれど、いまいち文章を書く気力が起きなくて。
じゃあ今回はなぜ、と疑問を抱くかもしれないが、今回は、今回に関してだけは書かなければならないと思った。
これは僕のプライドの問題だ。
僕の極めて個人的な、自分勝手な、稚拙な矜持の問題だ。
これから書く文章は構成も展開も論理もあったもんじゃない、純粋な怒りによってのみ書き連ねられたものである、ということを先に言っておく。
それほどまでに今、僕は冷静さを欠いている。
さて、本題だが、簡潔に言おう。
東京オリンピックのことだ。
いよいよ明日に開会式を控えた東京オリンピックのことだ。
そして、その開会式が僕にとって最大の問題点。
いや、別にそれ以前にも様々な課題やトラブルはあったと思うし、それに関してまったく憤りが無かったわけではない。
ただ、このコロナ禍という世界規模で、なおかつ現在進行形で起こっている未曾有の出来事に対応せざるを得なかったという前提があったからこそ、その部分については看過したい。
また、これほどまでに感染拡大が嘆かれ、医療機関が逼迫しているにも関わらず大会を中止・再延期しなかったことについても、個人的には許容すべきだと思う。
なぜなら、IOCが開催を強行する姿勢を取り続ける限り、日本としては中止するなんて言えない。
IOCが日本に中止の要請を出していたならば、大会にこれまでかかった費用はIOCが補償する流れになるが、日本から中止させてくれと言ったところで、「辞めてもいいけど補償は一切しませんよ」となるのは目に見えている。
ただでさえ数年間大々的に広告し続け、競技場も作ってしまったところにコロナ禍の対応となるともう日本政府に金銭的な余裕なんてあるわけがない。
こうなってしまった以上少しでもオリンピックの効果を信じ、経済に還元させなければならないというのは自然な流れだ。
じゃなくてさ
開催の可否云々とか、大量の関係者の来日による感染拡大とか、僕にとっては正直言ってクソほどどうでもいいんですよ、言っちゃえばね。
開会式における小林賢太郎解任の件。
これです、僕が今憤っているのは。
今回Yahoo!ニュースにて投稿された記事では今回の件についてこう書かれている。
"東京五輪開会式・閉会式のショーディレクターを務める小林賢太郎氏(48)がお笑いコンビ「ラーメンズ」時代に、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)をお笑いコントのネタにしていたことが分かった"
なるほど、開会式・閉会式の演出を担当するディレクターが、過去のコント作品にて差別的な発言をしていたと。
はあ。
で?????
だからなんですかって話。
確かにラーメンズは初期のコントにてそのようなセリフがあった。
それは事実だし、僕自身そのコントは10年以上昔から知っている。
なぜならば僕は小学生時代から今に至るまでラーメンズの大ファンであり、2人が解散した今でもネタ動画を観ている。
僕がお笑いを好きになったきっかけは間違いなくラーメンズであったと言えるし、僕の中では非常に大切な存在だ。
そして、そのラーメンズを初めて知ることになったきっかけが今回騒ぎになっている「例のコント」だ。
このコントを知らない人のためにざっくり解説をすると、ラーメンズの2人が過去の教育番組「できるかな」をモチーフとした人物になりきって番組の事前準備をするが、次第にエスカレートしていってしまう、というものだ。
そのコントの中では、番組の放送内容が酷すぎて視聴者から大量のクレームが届くといった場面があり、そこでは「ノッポさん咥えタバコはやめてください」、「モザイク多すぎ」など、普段から極めて過激な内容であることが示唆されている。
つまり、今回の件で槍玉に挙げられた「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」というセリフは、そんな「倫理観の欠如したキャラクターの悪ふざけ」でしかなく、これを「小林賢太郎当人はユダヤ人への差別意識がある!」と解釈してしまうのはどう考えても短絡的すぎるだろうと。
コントの一セリフまでいちいち糾弾して吊し上げるようになったらもう終わりですよ。
これが罷り通ってしまえばこれからこの国では風刺もブラックジョークも何もかもが許されなくなってしまう。
表現の自由とかその前に、視聴者にも選択する自由がある。
誰かにとっては嫌な気持ちになるけど、他の誰かにとっては面白いと思うネタがあったとするならば、そのネタは全面的に否定するべきではないと個人的には考える。
基本的には下ネタや不謹慎ネタなどが上記に当てはまるが、これらを必要以上に排斥してしまうと、表現の幅がどんどん狭まってしまう。
ただ、だからといって僕が「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」というセリフを擁護しているわけではない。
いや、個人的にはそのセリフも含めて面白いと感じたけれど、そのセリフ無くして笑いが取れるならそっちの方が良いに決まってる。
件のコントを見たユダヤ人がいい気持ちになるわけなんてないし。
だからといって、わざわざ開会式を直前に控えた状態で掘り下げる問題か?とも思う。
もちろん開会式直前だからどうとかいう問題ではないこともわかってはいる、いるけど、これに関しては差別云々とは別の恣意的なものを感じる。
単刀直入に言ってしまえば、オリンピック反対派による「オリンピック下げ」、及び記事のPV稼ぎ。
これだろ、正直なとこ。
僕は小林賢太郎ファンだから、今回に関しては記事を書いた高橋浩祐とかいう怪しい自称国際ジャーナリストを斜に見ることしかできないが、あまりに酷い内容とタイミングだと思わないか?
少しでも彼に貢献したくないので当該記事のURLを貼ることすらしないが、そもそもお笑い芸人のネタ内容にまで言及してこられたらたまったもんじゃないですよ。
数十年活動して、何百本もネタ作ってる芸人に対して、その中のたった一つのセリフを晒しあげられるなんて気が狂ってる。
叩いて埃がまったく出ない芸人の方が珍しいし、何年前の話だと思ってんだよと。
あと、ラーメンズファンの身から言わせてもらうと、基本的にラーメンズは「人を傷つける笑い」というものをしない。
あくまで彼ら2人の世界で完結している作品が大多数だ。
ラーメンズは結成初期以外ほとんどテレビ番組に出演しておらず、その代わり「本公演」と言われる舞台で長年活動をしてきた。
その「本公演」は1998年の6月から2009年の6月まで10年以上に渡って行われてきた。
ちなみに問題となった「できるかな」のコントは1998年5月に発売されたDVDに収録されている。
つまり、問題となったコントは本公演が始まる前のコントとなる。
僕は、本公演のネタで、差別的な発言や思想があったとは思わない。
それは、芸人として、何より表現者として彼らなりに成長したという証だと思う。
また、少し話は変わるが、彼らは本公演で披露した100本ものコント動画をYouTubeチャンネルにて無料公開しており、さらにその広告収入で得た全額を赤十字社に寄付し、各地での災害の復興に役立てている。
この成長過程や慈善活動などを無視して、たった一つの発言だけをもとに解任する…
こんな自分勝手なことが許されていいわけがないでしょ。
なんなら小山田圭吾の騒動があったから、急いで燃やせる要素を無理矢理見つけてきたんでしょ?
マジでさ、呆れてものも言えないよ。
というか小山田圭吾の件ついても納得いってないよ、俺は。
もちろん彼に関しては明確な悪意があっていじめをしたんだろうし、それは許されない過去だと思う。
また、それは精神的に未熟な学生時代の一シーンに限った話だとしても、成人してからもインタビューで反省したとは思えない態度や言動を繰り返すなど…
これは許容の範囲外だ。
でも、でもだよ。
彼の過去の悪行は今までもネットニュースに取り上げられたことがあるし、調べればすぐにわかったことだ。
つまりこれは、そんなことでさえ今まで見逃していた、あるいは見過ごしていた組織委員会の任命責任に他ならないんじゃないか?
大抵のアーティストはオリンピックの仕事が来たら喜んで受けるだろうし、委員会もアーティストが過去に活動をしてきたか理解した上で依頼してきてると思うでしょ。
委員会の調査不足で、過去にアーティストの問題点が見つかったから辞任・解任なんて、そんなん委員会が仕事してないのと一緒だろ。
あんまりネガティブなことなんて言いたくないけど、今回のオリンピックに関してはコロナ禍以前におざなりな部分が多すぎる。
国を挙げての一大プロダクトでこれ?ってなっちゃうよ、そりゃ。
大体映像担当のミュージシャンを4日前に辞任させて、開会式・閉会式のディレクターを前日に解任させてどうするつもり?
罪は罪としても、直前で梯子を外すのが罰だと考えているならばとんだ大馬鹿ですよ。
最後まで任命した責任、そして任命された責任を以て仕事を全うするのが第一じゃないんですか。
トップの連中は自分たちの威厳ばかり気にして現場のことなんかこれっぽっちも考えてない。
本来ならば4年かけて用意すべきものを前日に変更するなんて正気の沙汰じゃない。
誤った判断で地獄を見る人々のことが想像できないんだよな。
そんな地獄絵図の中火蓋が切られた無観客のオリンピック、あと10分で開会式が始まるらしい。
どうなったって知らねぇよ、組織委員会が蒔いた種だから。
でも一つ覚えておいてほしいのは、選手やアーティストの責任じゃない。
彼らは不平等な戦いを強いられた被害者だ。
戦う人はみな美しい。
だから俺は彼らを応援する。
この利権にまみれたオリンピックが世界にどのような影響を与えるのか、全ては始まってからわかること。
見届けようぜ、世界の爆心地で。
それでは。